パンダのメモ帳

技術系のネタをゆるゆると

/etc/httpd/conf.d 以下の設定ファイルで syntax highlight 改訂版

/etc/httpd/conf.d 以下の設定ファイルを vim で編集する際に syntax highlight を有効にする方法について、http://d.hatena.ne.jp/shogo0809/20091225/1261737524 で行った方法がよろしくなかった事を知ったので、正しい手順で再度メモ。。

1. 事前準備

必要なディレクトリを作成する。すでに存在する場合は不要。

[root@localhost ~]# mkdir ~/.vim
[root@localhost ~]# mkdir ~/.vim/ftdetect

2. ファイル判定スクリプトの記述

~/.vim/ftdetect 以下に、以下のようなファイルを作成する。

au BufRead,BufNewFile /etc/httpd/conf/*,/etc/httpd/conf.d/* set filetype=apache

名前は何でもいい(~/.vim/ftdetect/apache.vim とか)。

これだけでOK。さすがvim、ちゃんとかゆいところに手が届くようになってるんだなぁ、と痛感した。

vimのカラースキーマを変更する

CentOS 5.4で、vimのカラースキーマを変更する方法について調べたのでメモ。

1. カラースキーマとは?

vimで設定ファイルなどを開くと、項目名と値、コメントなどを自動で判別し、色分け表示をしてくれる(syntax onの場合)。とても便利で見やすいのだが、デフォルトのカラーリングだと、見づらい場合がある。自分の場合、SSHクライアントの背景色を黒に設定しているため、青(#0000FF)で表示されるとかなり見づらい。
このカラーリングはカラースキーマと呼ばれるファイルで定義されており、実はデフォルトで何種類か用意されている他、独自のカラースキーマをネット上で公開している有志までいる。これを利用して、自分の環境に合わせた見やすいカラーリングを実現できる。

2. カラースキーマの変更

CentOS 5.4の場合、デフォルトのカラースキーマは /usr/share/vim/vim70/colors に格納されている。ここに入っているカラースキーマの名前を指定することで、カラーリングの変更が可能だ。試しに適当なファイルをvimで開き、以下のコマンドを実行する。

:colorscheme darkblue

すると、カラーリングが変更されたことに気付くはずだ。この機能を利用して、好みのカラーリングを探す。常用するカラースキーマを決めたら、.vimrcファイルを作成してvim起動時に自動で設定されるようにする。

[root@localhost ~]# vim ~/.vimrc
syntax on
colorscheme darkblue

自分はこの「darkblue」にすることで、かなり見やすくなった。おすすめ。