2010-11-18 CentOS 5 の BIND で IPv6 機能を無効化する CentOS BIND CentOS で IPv6 を無効化してるのに、BIND を素のまま使ってると AAAA レコードを探しに行ったりしてネットワークの遅延が発生する……らしい。実際、使用しているネットワークでちょいちょい名前解決で時間が掛かるケースがあったので無効化してみた。 1. 手順 /etc/sysconfig/named に次の一文を加えて named を再起動するだけの簡単なお仕事です。 OPTIONS="-4" 2. 解説 /etc/sysconfig/named に加えた文は named の起動オプションを追加するための設定。追加したオプション「-4」は IPv4 のみを有効にするためのオプション*1。IPv6 を無効化してソースからコンパイルしたり、無効版の野良 rpm を入れるという解説も散見されたけど、この方法なら標準パッケージでも利用できるのでオススメです。 *1:ただし日本語版の man を眺めてもオプション一覧にないので注意。英語版の man を読むとしっかり載っていた。