vimのカラースキーマを変更する
CentOS 5.4で、vimのカラースキーマを変更する方法について調べたのでメモ。
1. カラースキーマとは?
vimで設定ファイルなどを開くと、項目名と値、コメントなどを自動で判別し、色分け表示をしてくれる(syntax onの場合)。とても便利で見やすいのだが、デフォルトのカラーリングだと、見づらい場合がある。自分の場合、SSHクライアントの背景色を黒に設定しているため、青(#0000FF)で表示されるとかなり見づらい。
このカラーリングはカラースキーマと呼ばれるファイルで定義されており、実はデフォルトで何種類か用意されている他、独自のカラースキーマをネット上で公開している有志までいる。これを利用して、自分の環境に合わせた見やすいカラーリングを実現できる。
2. カラースキーマの変更
CentOS 5.4の場合、デフォルトのカラースキーマは /usr/share/vim/vim70/colors に格納されている。ここに入っているカラースキーマの名前を指定することで、カラーリングの変更が可能だ。試しに適当なファイルをvimで開き、以下のコマンドを実行する。
:colorscheme darkblue
すると、カラーリングが変更されたことに気付くはずだ。この機能を利用して、好みのカラーリングを探す。常用するカラースキーマを決めたら、.vimrcファイルを作成してvim起動時に自動で設定されるようにする。
[root@localhost ~]# vim ~/.vimrc syntax on colorscheme darkblue
自分はこの「darkblue」にすることで、かなり見やすくなった。おすすめ。